- 2012-05-10
はじめての鉱物採集
私が中学1年の夏休みに、はじめて自分で鉱物採集した標本です。

埼玉県皆野町金崎親鼻橋北側の荒川河岸の露頭より
緑泥片岩中の磁鉄鉱Magnetite8面体結晶
2004年8月5日採集
中学1年に鉱物コレクション初めて以来、既に丸8年が経ち、あの頃の右も左もわからぬまま、ただ『楽しい鉱物図鑑』堀秀道、に魅せられて入った世界から、地球科学全体に興味が広がって、今こうして理学部地球惑星科学科まで来てしまったのだと考えるとと、感慨深いとか、思い出深いとかいう表現が適当なのかもしれない。しかし、そういった年月さえも超えて、ただ鉱物標本のラベルとして、客観的データとして、「採集日 2004年8月5日」とできるところが、私には性に合っているのかな、とも思ったりする。
また、「右も左もわからぬまま」ただ単に「石の魅力を追い求めて」いた頃から、いまの地球惑星科学科に至るまで、おそらく私は図らずも自然科学研究の発達史−宗教や美学からの独立・記載・分類・体系化−を自分の中で再現してしまったのではないかと思っている。
小学生の頃など、はじめのうちは、パワーストーン店などから始まったものだ。それは前近代的な宗教と科学の分離が行われていない古代の博物学のようなものだろう。そこから、徐々にサイエンスの側に独立し、まずはどのような鉱物があるのか、集めることからはじめる記載の時代がある。数が集まるとそれを分類、整理したいというコレクター的な欲求が働くが、それがちょうど分類研究のようなものになる。さらに視点を広げて地質学や化学など、隣接分野との融合が始まって学問として体系化されていく...
自分の中学生の頃の、始めたばかりの趣味の方向性の決定に戸惑い、血と涙を流して右往左往した経験は、決してムダではなかったのかと、今にしては思う。

埼玉県皆野町金崎親鼻橋北側の荒川河岸の露頭より
緑泥片岩中の磁鉄鉱Magnetite8面体結晶
2004年8月5日採集
中学1年に鉱物コレクション初めて以来、既に丸8年が経ち、あの頃の右も左もわからぬまま、ただ『楽しい鉱物図鑑』堀秀道、に魅せられて入った世界から、地球科学全体に興味が広がって、今こうして理学部地球惑星科学科まで来てしまったのだと考えるとと、感慨深いとか、思い出深いとかいう表現が適当なのかもしれない。しかし、そういった年月さえも超えて、ただ鉱物標本のラベルとして、客観的データとして、「採集日 2004年8月5日」とできるところが、私には性に合っているのかな、とも思ったりする。
また、「右も左もわからぬまま」ただ単に「石の魅力を追い求めて」いた頃から、いまの地球惑星科学科に至るまで、おそらく私は図らずも自然科学研究の発達史−宗教や美学からの独立・記載・分類・体系化−を自分の中で再現してしまったのではないかと思っている。
小学生の頃など、はじめのうちは、パワーストーン店などから始まったものだ。それは前近代的な宗教と科学の分離が行われていない古代の博物学のようなものだろう。そこから、徐々にサイエンスの側に独立し、まずはどのような鉱物があるのか、集めることからはじめる記載の時代がある。数が集まるとそれを分類、整理したいというコレクター的な欲求が働くが、それがちょうど分類研究のようなものになる。さらに視点を広げて地質学や化学など、隣接分野との融合が始まって学問として体系化されていく...
自分の中学生の頃の、始めたばかりの趣味の方向性の決定に戸惑い、血と涙を流して右往左往した経験は、決してムダではなかったのかと、今にしては思う。
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