- 2011-11-03
城ヶ島でのビーチコーミング
2011年10月29日、城ヶ島に地層見学&ビーチコーミングの「ひとり巡検(笑)」をしてきました。この記事ではコーミングの収穫物について紹介します。
ビーチコーミングは今年になってから鉱物採集や地学巡検のついでに始めた趣味で、まだまだわからないことが沢山ありますが楽しいものです。鉱物採集にしてもビーチコーミングにしても、私はどうも拾い集めることが好きなようですねw
まだ初めて間も無いので、タカラガイの同定など、詳しいことご存じの方はコメント欄に書いていただけると嬉しいです。


↑城ヶ島の海岸の様子 三浦層群の見事な地層が露出していて、関東を代表する地学巡検先の1つです。
海もとても綺麗で、東側は城ヶ島公園として整備されているので遠足や観光などでも有名です。

↑バフンウニの殻 たくさん落ちてました。

↑ウニの殻の中側 突起が付いている。

↑私のコーミングのメイン対象であるタカラガイ。城ヶ島のタカラガイは状態の良いものが多数ありますが、大型のものは少ないようです。
この貝殻は長径1cm強、種名はチャイロキヌタPalmadusta artuffeli (Jousseume, 1876)で、三浦では最もポピュラーなタカラガイの一つ。

↑カミスジダカラ Palmadusta clandestina clandestina でしょうか? 大きさは上の茶色砧と同じ位。

↑やや大型のもの。とはいっても右上の最大のもので長径3cm
エージングがやや進んでいます。

↑上の貝殻たちの裏側。

↑サザエの貝殻。
エージングの感じとか、フジツボの付き具合とか、なんだかジワジワと感じるものがあるので拾ってきてしまいました笑
そして、最後に城ヶ島の西端で夕日を眺めてから帰って来ました。城ヶ島は楽しいところでした。地層見学もモットちゃんとやりたいし、年に一度くらいビーチコーミングしに行ってもいいと思います。

↑秋空を流れる雲の縞と、城ヶ島の三浦層群の岩の縞。見事な眺めでした。
右側あたりに実は富士山のシルエットが見えるのですが、わかりますかね? 写真にするとどうも雲と一体化してしまいますが、実際にはもっとはっきりと見えました。