planetscope blog

  • 2010-10-04

マユツバ考記4


  いままでエッセー風な感じで描いてきたマユツバ考記ですが、今回はレポート風にしてみました。

相変わらず中身はパロディーやら内輪ネタやらのしょうもないものですが、

現代の大学生の生活が少しわかっていただけるかもしれませんね。




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"The systematic classification of academic students with arbitary ,prejudice ,and irony"
  『独断、偏見、および皮肉による大学生の体系的分類』



~概要~
大学という極めて特異な環境の中における若年のHomo sapiens、特に♂個体の行動を分類することによって、一般的な若年のHomo sapiensの精神状態理解の一助とすることを目的としている。



第1章 はじめに

大学という環境に限らずとも、Homo sapienの行動様式が個体によって大きく異なることは、改めて述べるまでもない。その行動様式の分類方法はこれまでも時代や文化によってさまざまなものが提案されてきている。
今日の高度な技術を基盤とする情報化社会により、当然のことながら今までの時代とは異なる文化的な下地が作られている。しかし、それはかつて予想されていたように情報化社会は文化的な差異をなくすように働く、というものではなく、むしろ物理的な距離が離れた個体同志でも「境遇」が相似性が認められれば、そこで団結し「新たな文化」なるものを結束しているようである。
そのような状況において、各個体の精神状態がどのようなパラメーターの関数となっているかを調べるためには、余りに変数が多く極めて困難な作業になるであろう。というよりも、本質的には非線形な関数関係になっているため、時間追跡的な、すなわちダイナミックな追跡は不可能なものであると言える。
しかし、我々の日常的な観察から帰納して、何らかのパラメーターを用いれば、スタティスティックな状態比較により、各個体を比較することは、近似的に可能であると推測される。
そこで本レポートでは、今までの時代とは新しい分類基準が提案することを今回の主題としよう。




第2章  新たな分類基準 ― リア充とは何か

新たな分類基準について、近年最も注目されているものが「リア充」と呼ばれるものである。これはもともとは形容詞的に用いられてきた語であるが、これを各個体の精神状態を表す状態変数であるととられることもできる。
そのうえでこの変数の性質を俯瞰すると、精神状態の良好性に影響を及ぼす様々な要因が考えられる中で、重要度の高い「配偶個体の存在有無」を大きく反映している一方、その他の要因も適度に評価できている点で優れた状態変数と言える。
よって、十分大きな数のHomo sapienの各個体の精神状態の集合により成り立つn次元空間の中に、リア充という状態変数を軸に取り、その軸と直交する平面内に存在する個体に対してある程度の共通点を見出すことができれば、一次元的な階層構造を述べることができるというわけである。


第3章  新たな分類の提案

前章までの考察に基づき、筆者の数カ月に及ぶTK大での観察結果を以下のような5つの分類によりまとめた。そこには明確な階層関係が見られる。

)上部リア充層
)下部リア充層
)遷移層
)非リア層
)ポスト非リア層


)上部リア充層
リア充の値のもっとも高い個体群である。余りの充実ぶりに、下層部の個体から「爆発しろ」と陰口をたたかれるものの、爆発することは少ない。十分に遊びつつも仕事や勉強もこなすだけの十分なアビリティーがあるためであると考えられる。概して身体能力も高い。

)下部リア充層
上部リア充層に強烈な憧れを持ち、行動を共にしているものの、なかなか相転移することのできない個体群である。時として、憧れの強さがあまりにも強烈になり、行動様式が異様なものとなって、周辺個体の鼻をつき、白い目で見られてしまうこともある。この層で生き残る、または上層に相転移するためには、上部リア充層にアビリティーで劣っている分、かなりのバイタリティーを要する。

)遷移層
下部リア充層ほど、リア充を高めることに興味はない一方、後述する非リア層ほどリア充の値が低いわけではない層。いわゆる「ヲタ」文化には手を出していない事が多い(出していてもそれほど深入りすることはない) むしろ、非リア層との差は、「ヲタ」文化への干渉の有無よりもアビリティーの高低で決まっているように見受けられる。

)非リア層
リア充度の低い個体が属する層。「リア充爆発しろ」という言葉を鸚鵡のように事あるごとに連呼するが、面と向かって上部リア充層の個体に言えることは極めて少ないため、この層内に属する個体同士の連繋を高めるためであると思われる。「ヲタ」文化にかなり染まっていることが大半である。しかし、見た目ほどコミュニケーション能力が低くない場合も多いため、この層に接した経験の少ない人が驚くこともある。ただ、そのコミュニケーションには少し独自性がある言葉が用いられるため、少し慣れれば見た目に惑わされずに他の層とは区別できるであろう。

)ポスト非リア層
非リア層よりもリア充の値が低いとされている個体の集合だが、ここに属する個体は極めてまれ。普段の行動は、コミュニケーション能力が低いというよりも、もはや変質者なのではないかと疑わされるものがあるが、本人は何も気にしておらず、そもそも「リア」と「そうでない世界」の分化もはっきりしていないようである。このような理由から、リア充の値に縛られることなく、海底のナマコがその瞬間瞬間の海水のコンディションだけを気にして生きていられるのと同様、無駄なことを考えることなく幸せに生きているのだと考えられる。よって、他層の個体はあまり関わらないほうがお互いにとってよいだろう。





第4章 おわりに - 今後の課題

前章では筆者なりの新たな分類体系を提示した。しかし、これは観察結果から類推したものであり、定量性、実証性が極めて乏しい。この課題を乗り越えるには「リア充」という状態変数を定量する必要が生まれてくる。
しかし、実際的な課題として、もし「リア充」を定量的な測り、各個体を比較できるような技術が開発されてしまうと、各個体の間で嫉妬や絶望が蔓延し爆発的な破滅を齎すのみであるということは容易に想像ができる。よって、本研究はこれ以上深追いしいないほうが、全てのHomo sapiensにとって幸せになれるものであると結論できる。






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はい、相変わらずのおバカ企画でした~♪笑

物理やら地球科学やらの用語のパロディーが入ってるのですが、気がつくような人はいるのでしょうか?笑

もちろん、マユツバ考記はおふざけ記事ですので、内容に関するお問い合わせ等は一切お断りしますw

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  • 2010-06-25

マユツバ考記3


 
最近テレビで人気のジャーナリスト、池上彰氏。

彼がジャーナリストとしてそれなりに勉強していることも、

分かりやすい解説をしようと努力していることは認めるよ。

この記事は、彼を批判しようというものではない。

しかし、民放のテレビ番組が挙って、『池上彰のわかりやすい……』というような

番組を造って、池上氏に「分かりやすい解説」してもらい、

出演者の芸能人が「そうだったのかあ」などと、ウソ臭さにじむリアクションをする

ようなものを垂れ流しているのを見ると、疑念を抱いてしまう。

繰り返すが、これは池上彰氏個人が悪いのかどうか、とかいう問題ではない。

ただ、知性にコンプレックスを抱える多くの日本国民が

それを容易く隠せるツールとして「池上氏のキャラ」にハマった、

そういう図式なのではないかと思う。

「池上彰ブーム」が一段落すれば、また違う「キャラ」をテレビ制作者が

持ってきては垂れ流す、ということなのだろう。




「わかりやすさ」というのは「簡単に正しさへたどりつく方法の提示」に他ならない。

極端な言い方かもしれないが、これは「思考停止の快感」である。

またの機会に語ることになるであろうが、

人間社会は今後「成長から定常へ」移り変わらなければならず、

多かれ少なかれ混迷を続けるであろう。

そんなときに、このような「麻酔」が蔓延しているのはあまり好ましくない。



マスコミは大勢を画一化していくことで、商売を成り立たせようとしているのかもしれないが、

そのような経済成長時代の大量生産方式に乗ってくれるのは、

主に上のほうの世代の人々であって、

若い世代に対しては「テレビ離れ」を加速させるだけではないか。



社会の変化が必要なこの時代に、我々の精神や思考の変化も必要とされてくるだろう。

何か良い方法、少しでもマシな方法、はないものだろうか。

私には「わからない」が、しばらくはそのまま胸の中で温めておきたい。

「わかりやすくする」必要などどこにもないのだから。

じっくり学べば、それでよい。

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Author:てるてる
沢田 輝
(@Hikaru_Sawada @IWKRterter)
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(館長のブログ)

東京大学広域科学専攻D2(駒場キャンパス)
博士課程より、東京工業大学地球惑星科学専攻から移籍しました。
地球惑星科学のなかでも、大陸地殻の成長と進化などといったテーマの地質学・地球化学あたりの研究をしてます。

中学から鉱物コレクションをはじめて早くも15年くらい、鉱物学から地球科学全体へ興味が広がっていって今こうなってしまったという感じの院生です。
石の話や、大学の話、学問とか関係ない雑記も適当に書いていきます。

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