planetscope blog

  • 2017-04-26

産経新聞が淡々と国産鉱物標本を紹介してるなど


  どうやら産経WESTのコラム欄で鉱物標本を紹介しているらしい。
 http://www.sankei.com/west/news/170410/wst1704100017-n1.html
いわゆるパワーストーン系のおちゃらけた要素は一切なしなのはもちろんなこと、かなりマニアックな国産標本ばかり。
素晴らしい特集だ。

産経新聞が鉱物標本を紹介してる『宝の石図鑑』
「意欲の沸く鉱物」なんていうからしょうもないパワストオカルトな話かと身構えたら、"カルサイトの表面を希塩酸で溶かしたら出現したのがこの矢車状のヘデンベルガイト。この組み合わせも比較的ありふれたものだが、色つやもいいし、はっきりした結晶になることが多いのでこちらは意欲がわく宝の石となっている。"
完全に我々鉱物マニアの心情を言い表していて素晴らしい。

その他の特集の一例。
産経新聞が鉱物標本を紹介してる『宝の石図鑑』
↑トルマリンの紹介。だけど、多分国産のリチア電気石。福岡県長垂のものだろうか。

産経新聞が鉱物標本を紹介してる『宝の石図鑑』
↑まさかの紅砒ニッケル鉱。

産経新聞が鉱物標本を紹介してる『宝の石図鑑』
↑中宇利石!! 新鉱物種かどうかの認定について!!

この他にもまだまだ沢山のコラムがあるみたいなので、ぜひ産経WESTのサイトで探してみてください。
(残念ながらこの特集『宝の石図鑑』のリストが見つからない…

鉱物標本を紹介するだけのコラムが大手新聞社から現れるとは、鉱物趣味が本当に一般化してるんですねえ。


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  • 2017-04-19

沖縄名護の嘉陽層のドローンムービー


  筑波大学の友人が、美しい褶曲とスラストの見られる地層の素晴らしいドローンムービーを上げていたのでシェアします!



この地層は沖縄県名護市の嘉陽層(Kayo Formation)と言い、沖縄本島の四万十帯付加体の一部です。
砂岩泥岩の互層を主とする地層で、大小様々な規模で褶曲・スラストしています。
新生代古第三紀始新世(約5,600万年前から約3,390万年前)の地層です。

 参考(PDF注意): 
・斎藤(2011)ポスター "付加体成長は超低周波地震を伴うのか―フィールド観察と摩擦実験によるアプローチ―"
・Ujiie (1997) "Off-scraping accretionary process under the subduction of young oceanic crust: The Shimanto Belt of Okinawa Island, Ryukyu Arc"
・兼子(2007) 沖縄島および琉球弧の新生界層序 



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Author:てるてる
沢田 輝
(@Hikaru_Sawada @IWKRterter)
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(館長のブログ)

東京大学広域科学専攻D2(駒場キャンパス)
博士課程より、東京工業大学地球惑星科学専攻から移籍しました。
地球惑星科学のなかでも、大陸地殻の成長と進化などといったテーマの地質学・地球化学あたりの研究をしてます。

中学から鉱物コレクションをはじめて早くも15年くらい、鉱物学から地球科学全体へ興味が広がっていって今こうなってしまったという感じの院生です。
石の話や、大学の話、学問とか関係ない雑記も適当に書いていきます。

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